提灯と言いますと現代では居酒屋や焼き鳥屋などの入り口にぶら下がっているものであります。昔、といっても電気もないくらいの昔ですからおそらく江戸時代とか武士の世の話でありますがそれくらいの昔でありますと道を夜に歩く人は提灯を今でいう懐中電灯の代わりにして歩いたと聞いております。
その当時ですとやはり夜は暗く足場がよく見えない、暗闇が怖いという事情があったと思います。なので提灯で明かりをともすのは夜道を歩く必須な条件であったわけです。現在の都会のようにあっちこっちにコンビニやら街灯があって夜でも灯りを持たずに歩けるなどという時勢は、人類の歴史上ここ最近の事なのであります。
さてそんな夜の明かりに恵まれた現代でも私たちは提灯につられて居酒屋に入ってしまいます。私なぞも近所の焼き鳥屋につい入ってしまうクチであります。1日の仕事が終わった開放感があるときに親しい友人なんかと会って街を歩いておりますと、ついそこらで1杯やるかということになり2次会くらいまで行ってしまうものであります。
このように提灯に誘われるように入ってしまう店はやはり経験上焼き鳥屋が多いです。焼き鳥の匂いがまた人を引き付けるのだと思います。そしてあの古きよき日本、昭和を思いださせる店の雰囲気がたまらないのです。
我々の遺伝子の奥底に住む故郷に帰りたい、安らぎの場に居たいという本能に訴えかけるのがあの提灯と焼き鳥屋なのです。
提灯といえばいろいろなものがあります。赤い色のものを見るとなぜか入りたくなってしまうのは、男性の本能でしょうか。たぶんそんなことは無いと思いますが、あの誘い込むような赤い色とヤキトリのおいしそうな香りが、夕方になるとたまらなく誘い込むのです。
だから赤い提灯を見ると条件反射的に思わず店の中に入りたくなってしまいますね。よく冷えたジョッキとよく冷えた生ビールとアツアツの脂がしたたるヤキトリ、そして何気ない会話の数々。このような状況があったからこそ、自分の頭に提灯と雰囲気が記憶として残り続けているのでしょう。
もちろん居酒屋さんでなく、いろいろなお店で提灯を使っています。僕が提灯をみて入ったお店はラーメン屋さんです。とくにきれいなお店でありませんが、お客さんが多くて昼時には会社員がたくさん来ています。僕はたまたまそのお店を見つけましたが実際に食べてみるとおいしかったですね。
僕が思うに、提灯が下がっているラーメン屋さんはなんとなく珍しいと思いますが、お店のこだわりを感じました。だから、そのお店が初めてでも食べてみたいと思ったのでしょう。そのときは、実際においしかったのでよかったですが、こういうちょっとしたことにこだわりがあるお店はいいですね。
提灯って、よく、飲食店の前にぶら下げられているところがありますよね。洋食の店にはないですが、和食の店には、時々あります。提灯、自体が日本的なものですから、和食系の店ってことになります。私が提灯につられて入った経験のある店は、焼き鳥屋さんですね。
きれいな提灯が店の前に吊るしてあったので、入ったことのない店でしたが、ひょっとしたらおいしいかも知れないと期待して、入ったんですよ。店の中も、こじんまりとしてきれいでしたね。店の中にも、たくさん提灯が吊るされていました。
肝心の焼き鳥の味なんですが、肝刺しが、めちゃくちゃおいしいのですよ。鳥がいいのだと思いましたね。甘くて、口の中でとろける感触がしました。肝刺しだけでなく、他のものもおいしかったです。店前に提灯が吊るされていなかったら入ってなかった店です。おいしい店を見つけることができて、提灯に感謝しましたね。
その店先の提灯なんですが、店主に聞くと、特注品らしいです。ちょっと普通のより一回り大きくて、デザインも、古風で、とってもきれいなんです。店主は、職人的な人で、とっても凝り性のようでした。だから、味にこだわり、いい味を研究、開発しているって感じでした。後で、知ったのですが、この店、おいしいことで、有名な焼き鳥屋で、よく流行っている店なんだそうです。
提灯につられて入った店のご紹介です。ますは焼き鳥屋の「鳥吉」ここは いかにもな赤ちょうちんのお店です。基本的に私は飲めないので 飲み屋さんには 自ら進んで飲みに行くことはないのですが 焼き鳥など 酒のつまみ系の食べ物は結構好きなんですよね。「鳥吉」さんの焼き鳥も好き ついフラフラと引き寄せられる感じです。
ちょっと変わったところでは 焼き鳥屋さんなのに、赤提灯ではなくて、白提灯のお店があるんです。赤い方が「おやじ系」な感じがするけど、白だと ちょっと一杯っていうより、席に座ってのんびり出来そうなお洒落な雰囲気ですよね。炭火焼きでここの焼き鳥も美味です。
学生御用達お店の前にいっぱい飾ってある提灯には、「たこ焼き」「酒」「おでん」「串焼き」「焼きとり」「居酒屋」つまり何でもアリって感じですよね。専門店ではないので 味はそこそこですが 何より値段がリーズナブルだし 各自好きなものを注文できるので人数が多い時・懐が寂しい時なんかに重宝するお店です。
これからの季節おでん・ラーメンのお店がいいですよね。この前大阪で見つけたラーメンのお店が少し変わっていました。店の前にだんじり祭を彷彿させる “提灯”を飾ってあるラーメン店に入ってみると店内はだんじり祭一色。 提灯やはっぴから各町のカレンダーまであり 名物は 勿論だんじりラーメンです。
提灯と言えばやっぱり赤提灯。焼鳥屋さんのシンボルマークですよね。私がつい提灯につられて入ったのは大きな赤い提灯の居酒屋でした。そこの焼鳥がとてもおいしかったのです。
以前に働いていた時には夏、仕事が終わると友達と街をよくブラブラしてパッと目についた提灯の居酒屋に入ったものです。やっぱり夏に仕事が終わった後のビールって最高ですもんね。そしてビールにあうものといったら焼鳥。グラスから冷やしてあるビールに大好物のタンとハツ。当時の私の中では、この組み合わせにかなうものはありませんでした。多い時で週に3、4度は通っていたと思います。それほど当時の私にとって、このお店は大事なものになっていました。
ただ、そんな日々も転勤で福岡に来てからは、もうなくなってしまいました。その理由として、ほとんど街に出かけなくなったのがあります。ですが、夜に車で出かけている時などにふと赤い提灯を見かけると、当時の色々な事が思い出されて入りたいなぁって今でも思いますよ。
それほど提灯の威力ってすごいなぁって思っちゃいますよね。実際に提灯に関して言えばお店の看板の役割しか果たしていないのですが、それ自体にそのお店で過ごした様々な思いでが詰まっているように感じました。
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